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バリの農民
人種や年齢に関わらず、
いつも笑顔で迎えてくれる。
このようなエピソードがあります。
BALIISMの創立者が初めてバリ島を訪れた際、たまたま通りがかった田んぼで稲を叩いている光景が眼に入り、好奇心から「何をしているのですか?」と作業している農民に尋ねました。すると「こっちへおいで」と言って丁寧に作業を見せながら今、行っている事を教えてくれました。
その後も好奇心で色々質問しましたが、嫌な顔を一切せず笑顔で答えてくれたことが印象的だったそうです。
バリ人には近所の人、親戚、観光客に関わらず、いつも笑顔で迎えるという精神があります。
この方は特にその精神をお持ちだったのでしょう。
この時、農民は英語が通じず、創立者もバリの現地の言葉が全く理解できない状況であったため、一緒に探索していたガイドが通訳としてお互いが円滑にコミュニケーションを取れるようフォローしながら話す形になったそうですが、心は通じ合い、お互い楽しいひと時を過ごすことができたそうです。
農作物の作業も勿論大切ですが、もう二度と来ないかもしれない “その一瞬の時を大切にしたい。” という想いがあったからこそ、笑顔で答えてくれたのでしょう。
力強く、美しい。
仕事をする姿は、伝統工芸品を作る職人のようである。
この時の作業は、電動機械を一切使わず全て手作業で行われていました。
そして叩いている様子は、稲からもみを取る作業をしていたということが分かりました。
機械を使うことが一般的な日本では、ほとんど見ることができない光景です。
作業をしている様子は、まるで伝統工芸品を作る熟練した職人のように見え、
その姿は、力強くそして美しく感じられます。
関連写真
バリの魅力は美しい海が広がるビーチリゾートであるという事だけでは
ありません。そこで働き暮らす “人”こそ1番の魅力なのではないでしょうか。バリで暮らす農民について、エピソードを交えながら紹介します。
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